報告会

協議型街づくりとは?-銀座デザイン協議会設立にむけて

日時 2006年11月27日(月) 14時~17時
場所

紙パルプ会館 フェニックスプラザ

出席者

約150名

共催

銀座街づくり会議 全銀座会

後援

中央区

プログラム

基調講演:「街並みと建築デザイン」
栗生明(千葉大学工学部教授)
報告:「協議型まちづくりによる魅力と活力の形成―横浜」
国吉直行(横浜市都市整備局上席調査役)
パネル・ディスカッション:「協議型まちづくりとは」
栗生明/国吉直行
遠藤彬(銀座通連合会理事長、(株)ハツコエンドウ・ウェディングス代表取締役社長)
司会 小林博人(小林・槇デザインワークショップ、慶應義塾大学准教授)

概要
報告会2006

銀座デザイン協議会設立を機に、なぜ銀座がいま「協議型まちづくり」をめざすのか、その内容はどんなものか、を銀座内外の皆様に知っていただくために、シンポジウムを開催しました。
最初に、中央区都市整備課・田村嘉一課長より、銀座デザイン協議会発足のいきさつが話され、基調講演では栗生明さん(千葉大学教授)が「街並みと建築デザイン」と題し、茶の文化などに見られる日本独特の「繕いの美学」を例に挙げながら、建築が単体では存在しえないこと、和洋さまざまの文化を組み合わせながら全体的に調和のある美しいデザインがいかに可能かという事例をお話くださいました。
横浜市の国吉直行さんは、1970年代から横浜市で行っている協議型まちづくりを具体的にお話しくださり、会場からは「先進的事例に感心した」、「勉強になった」という声が聞かれました。
ディスカッションでは、小林博人さんにコーディネーターをお願いし、遠藤彬さんは、最初からルールをしっかり決めてしまうのではなく、ケースバイケースで議論を積み重ねていきそれが銀座まちづくりガイドラインの方向性となるようなやり方が銀座らしいやり方なのではないかと話しました。