シンポジウム

銀座街づくり会議シンポジウム 『銀座のモビリティ・デザイン-銀座の交通を考える』

日時 2013年5月21日(火) 15時~17時
場所

紙パルプ会館・銀座フェニックスプラザ

出席者

約120名

共催

銀座街づくり会議 全銀座会

協力

紙パルプ会館・銀座フェニックスプラザ

後援

一般財団法人交詢社

プログラム

講演
中村文彦 (横浜国立大学教授)
パネルディスカッション
吉田不曇 (中央区副区長)
岡本圭祐 (全銀座会街づくり委員長)
質疑応答

概要

5月21日、銀座フェニックスプラザにて「銀座のモビリティ・デザイン-銀座の交通を考える」が開催されました。
基調講演の中村文彦さん(横浜国立大学教授)は、交通機関の導入は「目的」ではなく「手段」であることを強調し、交通戦略を考えるうえで最も大事なことは、交通を導入することで人の価値観や行動がどう変わるか、「誰にどう移動してほしいか」という計画者の意図がはっきりと見えることであり、まちづくりの目標をしっかりと置いたうえで、それらの議論を徹底的に行うことが必要であると述べました。
銀座街づくり会議からは岡本圭祐委員長が登壇し、BRT・LRTは時間帯により通行ルートを変更できないか等質問しました。また、自動車、自転車も通行可能な通り、歩行者のみの通りなど、通りごとにいろいろな交通を組み合わせた多様な方法を考えることと、それぞれの通りの性格と今後の理想をもう一度考え直すことの重要性が指摘されました。
吉田不曇さん(中央区副区長)は、銀座まちづくりは、これまで銀座と中央区の信頼関係に基づいて行われてきており、山積する交通課題の解決のためには、協議型まちづくりを交通の観点からも取り組んでいきたいと強調しました。