シンポジウム

銀座西並木通り街づくり懇話会 ~アメリカ・オレゴン州ポートランドの事例より、銀座西並木通りへの提言~

日時 2011年10月21日(月) 講演:16時~ 懇談会:18時~
場所
出席者

約60名

主催

銀座西並木通り会

共催

銀座街づくり会議

プログラム

講演
「ポートランド流 ”歩行者を楽しませる道作り”」
渡辺 義之 (ZGF建築事務所アソシエイト)
「人と街と商いのリンケージによる都市の賑わいづくり」
松本 大地 (商い創造研究所)

概要

アメリカ・オレゴン州最大の都市ポートランド(行政人口約60万人、商圏人口約200万人)は、約40年前、中心市街地がスラム化し、荒廃の一途を辿っていたが、優れたリーダーと自治意識の高い住民、ディベロッパーなど、多くのプレイヤーの努力により、全米屈指の環境にやさしく、働きやすく、住みやすい街としての地位を築くに至りました。
銀座西並木通りではリーマンショック以降、複数のブランドが撤退し、テナントの抜けた後にコンビニエンスストアが入る、または抜けたまま1年以上次のテナントが入らない、建て替え計画が頓挫したまま駐車場と自動販売機が並ぶなど、決して日本有数のショッピングストリートとは思えない状況となっております。
このような状況を打開するため、銀座西並木通り会の会員を中心に、銀座の街づくりに高い問題意識、当事者意識を持っている方、銀座の街づくりに一定の影響力を持っている方にお集まり頂き、ポートランド在住建築家の渡辺義之氏と、商業コンサルタントの松本大地氏に、世界から注目される環境共生先端都市ポートランドがどのようにして現在の姿に至ったのかというお話と、「銀座や並木通りの活性化の為に」というテーマでご提案を頂きました。