シンポジウム

第3回 世界から見た銀座の都市デザイン

日時 2016年11月11日(金 ) 13時30分~15時30分
場所

紙パルプ会館3階 会議室
東京都中央区銀座3-9-11

プログラム

基調講演 「世界から見た銀座の都市デザイン」
バリー・シェルトン  (シドニー大学名誉教授)
パネルディスカッション
バリー・シェルトン
蓑原  敬(都市プランナー(蓑原都市計画事務所)、銀座街づくり会議アドバイザー)
小林 博人(建築家(KMDW)、慶應義塾大学教授、銀座街づくり会議アドバイザー)

概要
連続シンポジウム第3回

著書「日本の都市から学ぶこと」において、日本の文化と都市のあり方との関係に鋭い考察を提示したバリー・シェルトンさんに実際に銀座の街を歩いてもらい、建築・街並み・広告の関係、銀座デザインルールの考え方について、批評していただきます。都市を線上空間の集合構造とみなすヨーロッパと、自立自立した面のパッチワークと捉える日本(そこでは街路は画地をつなぐサービス動線でしかない)。街路が、見る-見られるための舞台であるヨーロッパと、街路とはあらゆるサインが前面に出、情報が脈動する経路である日本。日本では、建築ファサードデザインも、中で何が起こっているかを伝える情報なのだと、シェルトンさんは言います。その違いは、漢字・ひらがな・カタカナ、さらにはアルファベットが混在する文字文化に由来すると、シェルトンさんは喝破しました。銀座デザイン協議会を立ち上げて約10年。明治以来、日本の近代化を担ってきたと自負する都市・銀座は、どのような都市デザインを目指すべきなのでしょうか?